手紙の暖かみは特別だから

私には遠方に暮らす両親がいます。

私は幼い頃はいじめられたり内向的な性格だったんですが、父母の愛情で自分に自信が持てる様になり学生時代は積極的に楽しめる社交的な性格になっていました。

そんな私は幼い頃にいじめられていた反動からか、必要以上に気の強い性格になってしまいました。どんな時でも私を最大限支えてくれる両親に対しても、私は自分が病気をしたことを機にイライラして両親と喧嘩をしてしまいました。

仕事が休みとなれば必ず実家に帰っていたのに、結果、半年以上も実家に帰らないという状況になってしまいました。

父も母も私の性格をわかっているので、私からも特に連絡はしなかったし向こうからも連絡はしてきませんでした。

ですが妹を通して私の様子を母が聞いていた事は妹から聞き知っていたので『心配しているんだな』と分かっていたんですが意地を張り連絡できずにいました。

そんなある日、母から一通の手紙が来ました。

手紙には、母はなかなか子供ができずに親戚にイヤミを言われ辛かった中で、やっと私ができた時とても父と一緒に喜んだと事、私が無事に生まれた時のこと、私が幼き時いじめられていた時のこと、大人になってから夢だった仕事につけた時の事など事細かに書いていました私への愛情がたっぷり詰まった手紙でした。

そして母も大人気なくキツい一言を言って申し訳なかったと書いていました。それを見た時に、長い間無駄に意地を張っていた自分が本当に幼なかったと感じ恥ずかしくなり返事を書きました。

私は面と向かって絶対に言えない言葉でも、手紙にはスラスラ書けることを知りました。あんなに真剣に手紙を書いたのは初めてです。母はよく友達などに手紙を書いています。手紙の暖かみは特別だからだと今なら理解できます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です