妹からの笑える嬉しい転居知らせの手紙

普通に仲はよかったのですが、必要以上にべたべたせずに一定に距離感を保っていた妹が一人暮らしを始めることになり、私が仕事で忙しくしているうちに準備を済ませてあっという間に家から出て行ってしまいました。

それほど離れていないところに住んでいることは知っていたのですが、そういえば詳しい住所を聞いていなかったなと思ったのは、妹が実家を去ってから数週間後のことです。

もちろん両親把握していますから特に何の問題もなかったのですが、妹のほうも私に何も言っていなかったことに気がついたのか、一ヶ月ほど経ってから私宛に転居知らせの手紙を送ってきてくれたのには笑ってしまいました。

何故改まって「です」とか、そもそも両親が知っているのだから必要な時には彼らに聞けばいいと思っていましたし、妹もそれは重々承知していたのでしょう。住所を知らせるだけならお互いに電話番号もメールアドレスも知っているのでそちらで知らせてくれるだけでよかったのに、わざわざ手紙で転居知らせを送ってきたのは彼女なりのシャレのつもりだったのかもしれません。

身内から改まった口調で書かれている手紙をもらうという機会はなかなかなく、何だかくすぐったくなりました。

ただ、嬉しいことには変わりなかったので、彼女がわざわざ手紙で書いて知らせてくれた住所を活かして、タイミングを失って贈る機会を失っていた転居祝いを宅配で送ろうと決めました。ただ荷物を送るだけなら味気ないのでプレゼントに添えようと思った手紙に何を書こうか考えましたが、いざとなるとあまり言葉が浮かばないものです。

結局妹が転居の知らせに添えてくれたように、畏まったそっけない言葉しか書くことができませんでしたが、彼女もこんな心境だったのかなと思うとちょっとおかしくなりました。

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